せどりの仕組み
「せどり」という言葉は知ってるけど、どういった仕組みで稼いでいくのか?
今回はそこを説明していきたいと思います。
「せどり」とは
「せどり」とは「物販」「転売」といった呼び方もされますが、仕入れた商品を仕入れ額よりも高い値段で販売し、手数料や送料などの経費を引いた差額を利益とするビジネスです。
例えば1000円で仕入れた商品を3000円で販売した場合
単純に3000円(売価)-1000円(仕入れ)=2000円(利益)という計算にはなりません
まず、Amazonやメルカリなどのサービスを利用して販売する場合、販売手数料が発生します。
手数料は、どこのサービスを利用するかによって変わってきます。
上の図ですと10%で計算すると300円の手数料をAmazonに支払わなければなりません。
また、Amazon倉庫や購入者の家に商品を送る時には送料が発生します。
送料も、商品の種類やサイズ、配送業者やサービスによって値段は変わります。
上の図では、わかりやすく500円としました。
つまり
売価 ー 手数料 ー 仕入値 ー 送料 = 利益
となります。
商材をリサーチする時には単純に売価と仕入値だけを考えるのではなく、手数料や送料も含めて利益計算をする必要があります。
「せどり」の種類
「せどり」と一言で言っても色々と種類があります。
①電脳せどり
②店舗せどり
③中古せどり
などなど・・・・
簡単に説明していきます。
①電脳せどり
電脳せどりとは電脳(インターネットにある店)から仕入れて販売する手法です。
仕入れ先はインターネット上で買えるショップ全てです。
店舗まで行かずに自宅に配達してもらえるので、完全な在宅ワークが可能です。
電脳せどりのメリット
上記のようなメリットが電脳せどりにはありますが、もちろんデメリットもあります。
電脳せどりのデメリット
どこでも、誰でも同じ店で仕入れが出来ることがメリットでもあり、デメリットにもなります。
自分が簡単に見つけることができたセール品などは他の人も見ているので仕入れる際は注意が必要です。
②店舗せどり
一般の購入者と同じ様に店舗で仕入れます。
- 家電量販店
- スーパー
- ドラッグストア
- ホームセンター など・・・
店舗せどりのメリット
- その店舗に行ける人のみが仕入れのライバルになる
- 商品の予約が可能
- 電脳より利益品が見つかりやすい
店舗せどりのデメリット
- 大量に仕入れる場合は車が必要
- 店内で商品をリサーチする際に周りの目が気になる
- 店舗の営業時間が決まっている
店舗せどりは、その店舗毎に価格が安くなってる物や既にネットで在庫がなくなっている商品が売られていたりと利益品を探しやすいです。
また商品の予約も店舗毎に可能なのでゲームソフトやカードゲームなどのジャンルを扱いやすいです。しかし、車が無ければ行動範囲も制限され、一度の仕入れで持ち帰れる商品も制限されるため、厳しくもなります。
③中古せどり
仕入先はリサイクルショップがメインになります。
Amazonに限らず、メルカリやヤフオクなどの販路でも販売していきます。
中古せどりのメリット
中古せどりのデメリット
- 古物商許可証が必要
- 写真など出品の手間がかかる
- 一度に大量に同じ物を仕入れられない
中古せどりは利益率が高く30~50%程度の利益を出せる場合も多く、また新品を仕入れるよりも仕入れ値を抑えることが出来るので資金が少なくても取り組めます。
しかし、ビジネスとして中古商品を扱うのであれば古物商許可証が必要となるので注意が必要です。
まとめ
電脳せどり、店舗せどり、中古せどりについて簡単に説明させて頂きました。
どのジャンルにもメリットとデメリットがあります。
しかし、まずは実際に店舗に行ったり楽天などのサイトから利益品を探してみるなど行動をしないと知識も身に付きません。
副業で少しでも収入を増やしたいと考えているなら、まずは一歩踏み出してみることをオススメします♪